「昔と比べると緑が減ったな」なんて声をたまに聞くことがありますが、本当にそうでしょうか。

普段の生活環境で緑(自然)に触れる公園の増減数の統計を見ると、毎年公園の整備数は増加傾向にあります。

平成28年度から平成29年度にかけての数字では、全国の都市公園等の整備量(ストック)は 108,128 箇所から 109,229 箇所と、1,101箇所増加しています。

これは一時的な増加でなく、過去50年くらい遡って数字を見てみても増加傾向にあります。下記のグラフは平成30年度の都市公園のデータベースに掲載されているグラフです。

参照元:国土交通省

数字を見ると公園の数は毎年増えていて、日常生活レベルだと私たちが自然に触れる機会っていうのが言うほど失われていないというのがわかります。

全国的に増加する公園の整備ですが、京都はどうなんだろうということで数字をまとめてみました。

京都市の公園数は全国で17位

全国の政令指定都市別に公園数をみてみると、京都市は21都市中の17番目でした。政令指定都市の中では公園の数が少ない方ですね。

公園数公園面積"1人当たり
公園面積
(㎡)"
東京都区部4,2472,707.192.9
札幌市2,7362,478.3912.73
横浜市2,6711,829.384.91
仙台市1,7721,537.4014.59
北九州市1,7091,174.7912.36
福岡市1,6761,358.458.72
神戸市1,6532,643.5717.27
名古屋市1,4601,596.666.93
新潟市1,392812.6510.21
堺 市1,178702.348.41
広島市1,136906.97.6
川崎市1,1295783.86
千葉市1,086904.149.36
熊本市997704.089.61
大阪市993952.823.52
さいたま市961649.235.05
京都市917641.774.37
相模原市613333.064.64
浜松市565640.148.18
静岡市501432.416.27
岡山市4641,094.0016.53

政令都市の中でも一番公園の数が多いのは、東京都23区で4.247箇所です。東京は高層ビルが多くてコンクリートのイメージを持っている方もたくさんいると思いますが公園の数も多いんですね。

京都市は全国の政令都市の中では多いとは言えない順位でしたが、京都市の中で多いエリアと少ないエリアはどこなのでしょう。

次に京都市内の公園を比較していきたいと思います。

京都市の公園は927箇所

京都市に登録されている公園は全ての区を合計すると927箇所あります。

区ごとの数字をまとめたのが下記の表です。

1番大きな公園1番の公園の面積平均面積
北区63船岡山56,2842643
上京区22二条9,1002144
左京区120宝が池629,0168872
中京区27朱雀19,1022810
東山区17円山86,6419461
山科区89東山自然緑地186,4483868
下京区28梅小路137,1296943
南区93桂川緑地久我橋東詰130,7765995
右京区80西京極総合運動180,8574176
西京区116大原野森林1,339,78316377
伏見区272横大路運動163,0003474

伏見区が272箇所でダントツ1番多いですね。次に多いのは西京区で116箇所。

逆に1番少ない区は東山区で17箇所です。

区ごとの公園数と平均の面積比較

京都市内の区ごとの数をグラフでわかりやすく表示すると下記のようになります。

グラフにすると区によってかなりの差があることがパッとわかりますね。

下京区、中京区、上京区、東山区などの割と街中にある区はやはり公園数が少ないですね。

次に区ごとの平均面積がこちら▼

数では1番少なかった東山区が2番目にランクイン。東山区は数こそ少ないものの、代表する円山公園が大きな公園なのでその影響力で全体の大きさを底上げしてます。

西京区は大原野森林公園が広すぎるので、他の公園が平均値を下げても圧倒的な広さで全体をカバーするかのように平均値を底上げし、京都市内で1番の平均面積になってます。

数と面積を比較したのがこちら▼

東山区、西京区、下京区は公園ごとの平均面積が大きいですね。

伏見区は数は多いですが、平均の面積がそれほど大きくなく数と面積のグラフに乖離がありますね。

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