今はもう個人的にほとんど習慣としてなくなりましたが、10年前くらいまでは年賀状を出したりもらったりすることがありました。(※個人の習慣です。まだまだ一般的には年賀状文化はあります)

その頃、よく他府県の友人に「住所教えて〜」と毎年誰かしら聞いてきてました。

住所を教えてる度に、「相変わらず長いな」「住所ややこしっ!」とプチクレームを受けていたのを今でも覚えています。

そう、京都の住所は余計な表記(他府県からすると)が挟まれていることが多々あるのです。

お気付きの方、正解です。

アイツです。

上ル・下ル・西入ル・東入ル

京都の住所には、上ル・下ル・西入ル・東入ルというワードが入っていることがあります。

例えば京都銀行の本店の住所は、
京都市下京区烏丸通松原上る薬師前町700番地

このように住所の中に、上ル・下ル・西入ル・東入ル(送りがなは"ル"表記と"る"のどちらも可)というワードが入ってます。

他の地域ではあまり見かけない為、「ややこしい」と思う方もいるかもしれませんが、構造がわかるとめちゃくちゃわかりやすい表記だということをきっと理解してもらえると思います。

住所の構造を分解してみよう

さっき紹介した京都銀行の住所を要素ごとに分解していきたいと思います。

ざっと分解するとこうです。

京都市|下京区|烏丸通|松原|上る|薬師前町|700番地 となります。

この住所は実はこう省略しても郵便物は届きます。

京都市|下京区|薬師前町|700番地

よく見かける普通の住所っぽくなりましたね。

省いたのは烏丸通と松原(通)と上るというワードです。

つまり、2本の通りを住所から省いたことになります。

|烏丸通|松原|上る| ←こいつらはなくてもいい+αの情報なのです

何故存在するのか?

住所に存在する通り名+上ル・下ル・西入ル・東入ルは追加情報的な存在です。

京都の人はある程度(自分の生活範囲内)は通り名を覚えているので、東西南北の2本の通りが交わる場所を案内するだけで割と目的地に辿り着けます。

さっきの京都銀行の住所を例に出すと、

京都市下京区薬師前町と書いてあるだけだと「薬師前町ってどこやっけ?」となりますが、

京都市下京区烏丸通松原上る薬師前町と書いてあると、「薬師前町はわからんけど、烏丸・松原の交差点をちょっと上がった(北上した)とこやな」とおおよその位置を把握することが出来ます。

図で表現するとこんな感じです。

京都市下京区薬師前町と案内された時

京都市下京区烏丸通松原上る薬師前町と案内された時

聞いたことがない町名でもGoogle先生に頼らず、京都の人なら通りだけでかなり近くまで辿り着くことが出来るのです。

京都の住所の読み方

京都の住所は、

京都市|●●区|縦の通り|横の通り|そこからどっちに行くか|町名|番地

このような構造になっています。

また例文で京都銀行の住所を使います(京都銀行の関係者ではありません笑)

京都市下京区烏丸通松原上る薬師前町700番地

上記の場合は、

京都市下京区、

烏丸通りと松原通りの交差点付近から上る(北上する)。

そうすると薬師前町の700番地付近にいるはずだから、あとは表札とかみながら700番地を探す。

このように読むことが出来ます。

めちゃくちゃ便利じゃないですか!?

京都は通りを覚えたら本当にわかりやすい街の構造になっているから、京都にこれから住むという人は頑張って通りを覚えてみてください。

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