
よく県外の方に「京都の街はわかりにくい」「ややこしい」「道が難しい」「通りを覚えるのが大変」と言われるますが、
京都に住んでるとこんなに便利な街の構造はないのになと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、京都の街は碁盤の目のように縦横に通りが張り巡らされていて、その通りに名前があります。
縦横の通りが交わるところを目指したり、待ち合わせ場所にするとまず迷うことがないので京都に住んでいる身としてはとても便利だなと感じているのですが、他府県の方からすると、それがややこしいのかもしれません。
京都の街(道)がややこしいと感じるだろう理由その1
通りの数が多い
これはややこしいと感じる理由の一つだと思います。
wikipediaに掲載されいてるこちらのマップにある通りだけでも71本あります。

出典:wikipedia
これを見ると、流石に京都人でもややこしいなと思いますよね(笑)
京都の街(道)がややこしいと感じるだろう理由その2
そもそも通り名の漢字が難しい
新椹木町通とか、葭屋町通 (よしやまちどおり)とか、櫛笥通(くしげどおり)とか。
難しいというより普段使い慣れていない漢字がまあまあな頻度で出現するということはややこしいと思われている要因だと思います。
京都の通りというと、通りを覚えるための通り歌をイメージする方もいると思います。
京都に住んでいる人なら簡単だと思うかもしれませんが、それ以外の人からすると「そもそも通り歌で歌って覚えるレベルって逆にハードル高く感じるわ」と構えてしまうかもしれません。
まずはメインの通りを覚えたらOK
最初は京都の通りを出来るだけ覚えよう!と身構えるよりも、よく使う通りだけ覚えたらいいと思います。
個人的にこの通り覚えたらまあ生活できるなっていう通りがこれ!

まず、縦(南北)の通りは右(東)から川端通り・河原町通り・烏丸通り・堀川通り・大宮通りの5本。
大宮通りじゃなく西大路通りの方が良いという意見もあるかもしれませんが、割と四条大宮を利用する機会が多い気がするから、とりあえず大宮通りで。
横(東西)の通りは上から今出川通り・丸太町通り・御池通り・四条通り・五条通り・七条通りの6本。
これも観光をメインにすると御池通りよりも三条通りをメインに入れた方がいいかもしれませんが、住むことも考えると役所があり車線の本数も多い御池通りの方が利用する可能性高い。
今出川通りに関しては、京阪の出町柳駅や同志社大学があるからメインに。丸太町は何となく笑
とりあえず、この11本の通りを抑えておけば大丈夫でしょう!
多分!
これでも多いわ!っていう人へ
11本でも多いという方は上の図の赤いラインの通り、烏丸通り・河原町通り・四条通りの3本だけ!
京都では、東西の通りが交わるポイントを地名として言うことがあります。
例えば、四条通りと烏丸通りの交わる交差点付近を「四条・烏丸」と言います。
この言い方で京都ビギナーの方は「四条・烏丸」「四条・河原町」この2つの地名だけをとりあえず覚えましょう!
この2つの地名を覚えたら、食事と買い物に困ることはないでしょう。
銀行もありますし、ホテルも多い。
「四条・烏丸」と「四条・河原町」は京都に住む人もよく利用するエリアです。